11月1日、杭州の浙江大学美術考古博物館にて3Dプリントで再現された雲崗石窟「音楽の洞窟」が公開された。実際に3Dプリントされた雲岡石窟に触れることができ、中国の伝統文化や芸術と現代の技術が融合した独特の魅力を間近で見ることができる。
高精度のデジタル技術と3Dプリントを駆使して作成された洞窟は、形、精巧な彫像、千年以上の風化の微妙な痕跡を正確に再現しており、110個の2メートル四方のブロックを6層に組み立てて作られている。
雲岡石窟は西暦5世紀に発掘され「音楽の洞窟」として知られており、深さ14メートル、幅11メートル、高さ9メートルの大きさのホール状になっている。このホールには多くの中国・外国の楽器が彫られており、時代の音楽様式や楽器を示している。 また、洞窟内にある宮廷舞伎の像は、古代中国最古の「宮廷交響楽団」とされており、中国の音楽・舞踊史において重要な意味を持っている。
雲崗石窟(うんこうせっくつ)は、中華人民共和国山西省大同市の西方20kmに所在する、東西1kmにわたる約40窟の石窟寺院。「雲崗石窟」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
雲崗石窟(出典Wikipedia)




3Dプリンタで再現された洞窟
制作のドキュメンタリー
中国人さんのコメント
1: 中国の名無しさん@中国SNS
凄い! 新しい技術で古代遺産の保存に貢献しよう・・頑張って!
2: 中国の名無しさん@中国SNS
綺麗だね。驚き過ぎて、もう十数年経ってしまったようだ
3: 中国の名無しさん@中国SNS
世界は美しい
4: 中国の名無しさん@中国SNS
地元の誇り
5: 中国の名無しさん@中国SNS
敦煌博物館の壁画レプリカもすごく良いよ。近くで見れますし。
6: 中国の名無しさん@中国SNS
発色が綺麗で生き生きとしているね
7: 中国の名無しさん@中国SNS
1978年に雲岡石窟に行ったときは、あちこちの壁が壊れてたよ
8: 中国の名無しさん@中国SNS
>>7
今もそうだけど、実際の保存作業とはまた別にこういう技術でも過去の遺産を後世に引き継ぐことができる